生きづらさの原因になる発達障害の4つの障害
発達障害とは先天的な脳の機能障害によって社会生活が困難であったり人間関係のコミュニケーションに不具合が起こる障害です。
最近では子どもだけでなく大人の発達障害にも注目が集まっています。
代表的な発達障害には自閉症、アスペルガー、学習障害、ADHDなどがありますが、それぞれの特徴を見て行きましょう。
●自閉症
人とのコミュニケーションが過度に苦手な障害です。目を合わせることや会話することが困難で、自分の世界に閉じこもりがちです。
また、一つのことへのこだわりが強く、同じ洋服を毎日着たり、同じ食べ物でないと食べなかったりという好き嫌いが激しい面もあります。
このこだわりを得意な分野で発揮して常人では考えられないような天才肌になる人もいます。例えばカレンダーの日付を10年先まで何曜日なのか答えられたり電車の発着時刻を正確に覚えていたりという類いです。
自閉症であることは4歳ころに分かりますが母親に甘えるのが苦手で抱っこを嫌がったりという特徴もあります。
自閉症の人はよく手のひらをヒラヒラさせるという癖が見受けられます。原因はまだ不明です。
自閉症の人はまた、言葉に発達の遅れがあり、皮肉や抽象的な話を理解できなかったり、名前を呼ばれても反応しなかったりします。
●アスペルガー
空気を読むことが苦手で、その場のTPOにそぐわない発言や行動をしがちです。
他人が傷つくようなことを平気で言ってのけたりします。またコミュニケーションに苦手があり、会話の内容や空気感が分からず言葉をそのままの単語の意味で鵜呑みにしてしまいがちです。相手の気持ちを読み取ったりということが苦手なので対人関係で傷つき傷つけ、問題を抱えがちです。
アスペルガーは脳の前頭葉に機能障害があると言われています。
自閉症と同じく、好きな事や規則性のあるものに対して異常なまでの集中力を発揮することがあります。
日常生活は毎日全く同じ手順で行われるのを好み、不慮の事態が起こるとパニックを起こします。
●学習障害
知的障害はないものの、計算や漢字の読み書きが困難です。
言葉を読む、聴く、書く、話す、推論する、と、数字を計算することに大きな苦手がある障害です。
●注意欠陥、多動性障害ADHD
忘れ物が多い、片付けられない、いつもソワソワしているという特徴があります。集中力を持続させることが困難で、考えが明後日の方向に飛びがちなので学校や職場で注意を受けがちです。
またADHDの人は衝動性が非常に強く、人と話している時に自分の思いつきを被せて言ってしまったり、怒った時には怒りに任せて手を出してしまったりします。
計画的に物事を行うのが非常に苦手なため、仕事のスケジュールに間に合わなかったり、タスクを一つ一つこなしていけなかったりします。
忘れ物が非常に多く、部屋は散らかり放題です。いざ、片付けようと頑張りだしても長続きせず途中でやりかけのまま放り出してしまうため、以前より散らかったなんて結果になりかねません。
以上、発達障害の主な症状とその特徴でした。発達障害は脳の機能の不具合ですが先天的な障害のため治療することが困難です。
しかし、発達障害のために人とうまくいかなかったりと生きづらさを抱えている人が大半です。
そのため自分にあった環境をさがしたり、周囲の人が理解をしめすなど本人のストレスを出来るだけ無くしていくことが必要です。
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