ホームレスがそこにある支援を拒み路上に居続ける理由とは?

日本のホームレス人口は減少傾向にありますが、依然として路上生活を送っている人が未だ数千人います。
何故ホームレスにまで転落してしまったのでしょうか。理由をいくつかあげました。
●多額の借金がある
●家族と縁を切られている
●知的障害がある
●精神障害がある
●社会に嫌気がさし、自ら孤立を好んでいる
●アルコール中毒である
●会社を解雇されている
●身体を壊して働けなくなった
このようにホームレスに転落する理由と背景は根深いものがあります。
最近ではホームレス支援の輪も拡大していますが中にはその条件を蹴って路上に戻って行く人がいます。
その人達は何故ホームレスを選ぶのでしょうか。公的な支援に頼りたく無い理由には何があるのでしょうか。調べてみました。
●生活保護の知識がない
生活保護制度を知らないか、知っていても申請出来ない人がいます。彼らは知的障害を抱えていたり、精神に問題があったりします。
また、富裕層の家族がいて、養ってもらえるお金はあるので申請が通らない人もいます。しかし実際には家族の縁は切れていて、養ってもらう事は出来ません。
●生活保護を自分は受けられないと思っている
生活保護を申請するには住所が無くてはいけないとか、自分は受ける資格が無いと思い込んでいる人がいます。
特に今まで普通に働いてきた人は生活保護を受けることが恥ずかしい事であり、プライドが許さないため申請しません。
●集団生活に馴染めない
行政の指定する宿泊施設には、数多くのホームレスが集まります。そんな集団生活の中で人間関係が嫌になったりいじめを受けたりする人は少なくありません。
いっときの宿を得るために人間関係を我慢することが出来ないため宿泊施設から脱走し、失踪扱いになってしまうのです。
●生活の安定や豊かさよりも自由を選ぶ
生活保護を受けると、その人の生活態度にある程度行政からの指示がはいります。
働くように指導されるかもしれません。
好きな酒やタバコ、ギャンブルをやめられないという人は生活に口出しされることを嫌がります。
安定した暮らしをするよりも、自由気ままに自分勝手に好きなことをして生きる方を選ぶのです。


ホームレスに一度でもなってしまうとそこから這い上がるのは大変です。社会からは偏見の目で見られ、嫌がらせを受ける事もあるでしょう。しかし公的な支援も届かないところに彼らはいます。問題を抱える人々を排除しようとする社会が、彼らの闇をいっそう深くしているように思います。

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