鬱病とどこが違うのか?新型鬱の症状6つ
新型鬱とは非定型鬱ともよばれ、最近になって注目されてきた鬱病です。発症者は20から30代の女性が圧倒的に多く、従来の鬱とは異なる症例が多数報告されています。
では、鬱病と非定型鬱の違いを見て行きましょう。
●楽しい事を楽しめる
鬱病は何をやっても苦しくて辛い気分が続き、嬉しさや楽しさを感じなくなってしまうのに対し新型鬱は、楽しい事があると多少元気がでます。
鬱で会社を休んで、旅行や買い物に出かける人もいます。
●朝ではなく夜調子が悪くなる
従来の鬱は朝起きた時に一番体調が悪く気分が落ち込み何もやる気が起こらないのに対して新型鬱は夕方から夜にかけて調子が悪くなり死にたいと思ってしまったりリストカットを繰り返したりします。
●寝ても寝ても寝たりない
従来の鬱は不眠傾向が続きます。夜になってもなかなか寝付けず、やっと寝たと思っても中途覚醒してしまうなど苦しい夜が続きますが、新型鬱は逆になります。昼間から常に眠たくてしょうがなく、夜は10時間以上も眠り続けてしまう事があります。それでもまだ寝足りなく、日中は活動量が低下します。
●食欲が増大する
鬱になると食べ物が喉を通らなくなり体から食事を受け付けません。そのためガリガリに痩せてしまう鬱病患者さんがいます。しかし新型鬱は過食に走る傾向があります。
ストレスを紛らわすためめいいっぱい食べてしまうため、体重は重くなりがちです。
●イライラやそわそわ感に悩まされる
鬱の人はボーっとして何事もやる気が起こらなかったり集中力が続かなかったりしますが、新型鬱はイライラして落ち着きがなくなりそわそわ感から集中力がとぎれます。鬱は自分はダメな人間だと自己を責めるのに対して新型鬱はイライラから周りに当たり散らし人間関係を悪化させてしまう事があります。
●かかりやすい人の性格の違い
鬱は真面目で潔癖、完璧主義の人がかかりやすいのに対して新型鬱は他人の目を過度に気にする人がかかりやすい病気です。幼いころからいい子として育ってきた人が何かのきっかけで発症してしまいます。鬱が、長年真面目に勤務してきた40代50代の男性に多く見られるのに対して新型鬱は比較的若い女性がなりやすいといえます。
周囲からのプレッシャーや疎外感、ストレスが原因だという点は同じです。
怠けているだけ、甘えだ、と誤解されがちな新型鬱ですが、本人はとても苦しんでいます。周囲に新型鬱の人がいる場合、非定型鬱の特性をよく理解して適切な対応を心がけるようにしたいですね。
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