モラハラの壮絶経験談
モラハラとは暴力を伴わず言葉や態度によって相手の人間性を貶め、マインドコントロールし相手に苦痛を与える行為です。
最近芸能人の離婚理由で有名になったモラハラですが、実は私の父親もモラハラ夫でした。私は幼い頃にそんな悪関係の両親を見て育ちました。
母親が体験したモラハラをここで思い出していこうと思います。
父親と母親が出会ったのは大学時代の部活でした。当時父親は医学部で賢くまたバスケ部でかっこよく、母親は農学部のバスケ部で性格は大人しい人でした。
二人の付き合いは順調でした。父親は最初優しくて思いやりがあり、口が達者で面白い良い彼氏でした。
そんな二人の関係が崩れだしたのは結婚してから。
父親は研修医になり母親は私を妊娠して仕事を辞めていました。
父親は帰ってくると夕食がまずい、お前は一日中家にいるのに何をしてたんだ、掃除も洗濯も満足に出来ないのか、俺はお前を養ってあげているんだぞ、と責めたてます。
母親は毎日泣きはらしていました。父親はそんな母親を容赦なく追い詰めて怒鳴り散らします。そんな説教が3時間も4時間も続くのです。
私が生まれてからも二人はそんな感じでした。しかし父親はたまに機嫌がいいと優しくなり、私たち家族をキャンプや釣りに連れて行ってくれたりと、家族らしい思い出作りをしてくれました。
しかし平和な時間は長く続きません。ちょっとした事で怒りが爆発し、お前は駄目な人間だ、思いやりや優しさがない、俺に対してどんな態度を取れば良いかわかっていない、と続きます。
わざと扉をバタンと閉めたり母親の作った夕飯に手をつけなかったりします。母親が外出するのは許さず大学時代の友達とも連絡をとらせません。そのくせ自分は不倫をし、別の女と子供まで作りました。
母親はそんな毎日にひたすら耐えていました。相談できる相手もおらず孤独でした。
精神的に苦しくなって突発性難聴になった事もあります。
母親は自分が悪いと思い込み、ひたすら謝ったりしていましたが、私たち子供のために離婚はしませんでした。
それから10年たち転機が訪れます。母親が外で働き始めたのです。父親は、何かが自分の中で解決したらしく、モラハラ行為をすることがなくなりました。母親にもこれまでの事を謝りました。母親は今でも父親を許していないと言っていますが表面的には二人はうまくいくようになりました。
以上が私が見聞きしてきたモラハラの事例です。今現在モラハラ被害にあわれている方が何か良い打開策を見つけられることをお祈りしています。
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